愛着タイプ④未解決型の特徴と対策
ここまで細かく分けると逆にだんだん分かりづらくなって来ますが、
おさらいすると、大きく分けて愛着タイプは安定型と不安定型があり、不安定型の中に、不安型と回避型という大きな二つのタイプがあります。
根本的には同じで、愛着が不安定で人に対する信頼がなく、恐怖心や不安感が強く、人と自然に上手く関係を築けません。
さらに細かく見ていくと恐れ・回避型という、不安型と回避型のあいだのようなタイプがいたり、今回のテーマ、未解決型と言われるタイプが存在します。
一応、これが最後の分類となりますので、他タイプついての記事をまだ読まれていない方は読んでみてください^^
irodori-aichakusyougai.hatenablog.com
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さて、最後の、未解決型ですが、他のタイプが愛着にトラウマを抱えたきっかけや経験を過去のこととして捉えているのに対し、未解決型では生々しく、まだその出来事を引きずっています。
故に、トラウマに関連することとなると急に感情的になったり、不安になったり、攻撃的になったりと情緒が不安定になりがちで、このトラウマについて冷静に話しをすることが困難であったり、例えば大切な人との離別を経験してトラウマになっているようなケースで、別れの場面が著しく苦手だったりします。
傷が癒えていないというか、まぁ他のタイプも「癒えている」とは決して言えませんが、、
他のタイプが、事故による後遺症を抱えているイメージだとすると、この未解決型は、まだ出血中という感じでしょうか。
表現の特徴としては、人によって不安型と回避型のどちらもあり得ます。
不安感が強くてべったりに見える方もいれば、他人を拒絶しているように見える場合もあるということです。
したがって、不安型(未解決)、回避型(未解決)という分類の方がいいかと思うのですが。笑
とにかく、このタイプはまだ過去の出来事(虐待・死別等々)を乗り越えていないので、愛着の安定云々というより、まず先に、または平行してトラウマの克服を促していく必要があるでしょう。
先にとりあえず血を止めてください!ということです。笑
では、また~♪