愛着タイプ③恐れ・回避型の特徴と対策
このタイプは「不安型」と「回避型」のミックスと言えます。
両方のタイプの特徴を併せ持っています。
まだ、不安型、回避型についての記事を読まれていない方は読んでみてください♪
irodori-aichakusyougai.hatenablog.com
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恐れ・回避型の方は、心の中では不安感が強く、人との繋がりを求めているのに、求めすぎるが故、恐怖心から人を拒絶するような側面が見られます。
といっても、回避型でも心の奥底では人との繋がりを求めていると私は思っているので、突き詰めれば同じかなと思います。
回避型が、本能や無意識で人を求めているとすると、この恐れ・回避型はより表面的な意識的なところで分かりやすく求めているとでも言いましょうか。
結局、根本はどのタイプも同じで、表現の仕方が違うというだけなんですよね。
個人的な感覚ですが、不安レベルで言ったら回避型が一番高いのではないか?と考えています。
不安感、恐怖感が強すぎて、もう求めることを諦めてしまった(ように見える)のが、回避型。
口では諦めたと言っているけど、心の中では葛藤があり、それが時々表にも表れるのが、恐れ・回避型。
まだまだ諦めていなくて、素直に求めるだけの余力があるのが不安型。
イメージではこんな感じです。
希望的観測ですが、そう信じさせてください。笑
よって、このタイプの対策は回避型と大差ありません。
回避型の簡単Ver.とでも言いましょうか。笑
といっても、簡単というわけではなく、信頼関係を構築していくためには地道な努力が欠かせません。
安定型の人であれば、多少のミスは多めに見てもらえますが、相手が不安定な愛着を持っている場合、一度の失敗が命取りになりかねません。
辛いですが、肝に銘じて、間違っても感情に任せて相手の信頼を裏切る、またはそう思わせるようなことがないように細心の注意をしていきましょう。
万が一、相手を不安にさせてしまったな、と気づいたときには、すぐに訂正してフォローしていくことが大切です。
「あのときは○○で余裕がなくて、あんなこと言ってごめんね」
という感じでOKです。
相手を責めるようなニュアンスが入らないようにしてください。
しかし、これはあくまでも事故的に、やむを得ずそうなってしまった場合の対応方法なので、間違っても相手の不安を意図的に煽って優位に立とうとしたり、コントロールしたりしようとすることはやめましょう。
以上、不安と回避が混在する一見複雑な、恐れ・回避型のタイプでしたが、基礎を忘れず、落ち着いて対応していきましょう^^